DAVIDで始めるKEGG pathway解析!

ネットワーク研究者用記事
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Masu
Masu

こんにちは、製薬研究員のMasuです。

遺伝子やタンパク質の網羅的解析を行ったら、それらの変動がどんな意味を持つか調べたいですよね?

このページでは、KEGG pathway解析をDAVIDというサイトを利用して行う方法を紹介します。

 

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DAVID

DAVIDでは、解析を行った遺伝子もしくはタンパク質のIDを用いてKEGG pathwayKEGG pathway解析やGO (Gene Ontology) 解析を行うことが出来ます。

まずこれらの解析を行うには、実際に解析を行った遺伝子もしくはタンパク質のIDをDAVID上にアップロードする必要があります。

①まずFunctional Annotationを開く(写真赤枠

david home

 

②左のEnter Gene Listの所に解析した遺伝子もしくはタンパク質のIDリストを張り付けてください

davidの解析画面2

 

③Select Identifierの所でIDの名称を選択します(例:P08684(human CYP3A4) → UNIPROT_ACCESSION)

davidの解析画面3

 

④Gene Listを選択し、submitします。

davidの解析画面4

 

⑤すると以下のような画面が出てきますので、KEGG_PATHWAYのタブを開き、赤枠で示したChartボタンを選択します。

davidの解析画面5

 

これで完了です。これらの操作によって、以下のような画面が出てくると思います(今回は4つしか遺伝子名を入れていないので、表示されるpathwayの数が少なくなっています)。

davidの解析画面6

Termと記載されているものがpathwayの名前です。上から関連性が高い順に並んでいます。

あとは気になったpathwayを選択することで、より詳細な解析が行えると思います。

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