こんにちは、製薬企業の研究者Masuです。
今回は製薬企業のお金事情について紹介して行きます。
就活ではなかなか聞きにくい内容ですが、お金は非常に重要です。
結局会社に入ってみないとわからなかったので、まとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
製薬企業1年目の給与明細(修士卒研究職)
私は複数の製薬企業に友人がおり、彼らにも確かめてみましたが、1年目の給与(月給)はどの会社もほとんど変わらないようです。
以下修士卒研究職の平均的な給与明細です。
基本給与 | 26万円 |
残業代*もしくは裁量労働分 | 4万円(20時間) |
所得税 | -1万円 |
厚生年金 | -2万5千円 |
住居費** | -2万5千円 |
手取り額:24万円
*当たり前ですが、残業代は残業した分で変わります。裁量労働制の場合は、みなし残業代が支給されます。(例えばエーザイでは、40時間分の残業代が残業の有無に関わらず支給されます。)裁量労働制の場合は募集要項に書いてあると思います。
**基本社宅か寮だと思います。社宅と言っても借り上げ社宅の場合は〜円まで支給もしくは〜割支給で、3-5万円負担くらいです。寮の場合は2万円かそれより安いと思います。
月給と比較し賞与(ボーナス)は、会社によって大きく変わります。ここが各会社の年収に大きく影響を与えるようです。
ただし、1年目の夏は寸志(ちょっとしたお金)として10万円-30万円程度もらえることが多いようです。2回目のボーナスも全額もらえることはなく、満額の7割程度のようです。もらえる額は会社によりますが、40-80万円くらいだと思います。
仮に1年目のボーナスが夏と冬の合計で70万円だとすると、年収は
30万円×12 + 70万円 = 430万円
と計算できますね。
生活費としては、同じようにかかってくるのは昼食費の1万円(社食500円×20日の計算)くらいじゃないでしょうか。
その他の食費、光熱費、交際費、通信費、洋服代、雑費は人によるでしょう。ただ24万円もあれば、余裕で足りそうです。
また、飲み会の頻度は研究所が都心に近いほど多い傾向にあります。これはなんとなく理解できますね。
結論:製薬企業は可処分所得が多い
いかがでしたでしょうか。
給与はそれほど他の会社と差がなくとも、住居費が安く済むのは大きいですよね。
ですので他業界の同じ年収430万円と比較しても、余裕はあると思います。
正直、何も考えずに過ごしていても月に10万円以上は貯金できます。
また以前↓の記事でも書きましたが、支給額はMR>開発職>研究職の順になる傾向があります。これは特にMRでは営業手当てとして1日に1000-3000円程度の支給があるためと考えられます。
ただし研究職はスーツを切る機会があまり無い事、昼食が社内の割安な食堂で済む事から、MRよりはお金を使わなくて済みます。外食はいいけど高い〜と同期のMRからはよく聞きますね。
実際私はスーツを着なくても良いという事が、研究職のいいポイントの一つと考えています。
ぜひ参考にしてください!
コメント