こんにちは、製薬研究員のMasuです。
このページでは、大学生、高校生、中学生、、、の皆さんが、どうやって 製薬会社の研究者を目指せばいいのかを解説します。
まずは結論から言いますと、学生の皆さんが研究者になるには以下の3つの方法があります。
- 大学の先生に企業を紹介してもらう。
- 大学の修士課程以上を卒業し、就職活動を行う。
- 派遣会社に入社し、研究員として派遣され、そこで正社員として採用される。
99%以上が就職活動によって入社
まず1の「大学の先生に企業を紹介してもらう」ですが、今はほとんど行われていません。
昔は盛んに行われていたようですが、、
おそらく皆さんが想像するのは、
大学の先生が大企業の人事部に紹介し、形式的な軽い面接のみで入社する
といった事だと思いますが、
皆さんが知るような大企業は経団連という団体に属しており、その経団連がそのような採用を取り締まっているため、できません。
やりたくてもコンプライアンス上、できないのです。
そのため、ほとんど(全てと言っていいでしょう)の学生は2の就職活動を経て入社することになります。
私の会社でも、私が知る限りほとんどの人が就職活動によって入社しています。
就職には修士以上の学位が必要(薬剤師を除く)
1, 2のいずれも、入社するには大学院修士以上の学位が必要となります。
そのため、大学(4年間) + 大学院(2年) = 計6年 の在籍が最低必要です。
ただし、薬剤師コースの人は例外で、大学だけで6年間通うことになるので、修士卒業と同等として扱われます。
(裏ルート!?)派遣社員から正社員採用
最後に、裏ルートをご紹介します。
製薬企業では、実験のサポートを目的として派遣社員を雇うところが多いです。
その派遣社員は1もしくは2年契約(更新あり)が多いと思いますが、その契約中にその会社に認められれば、正社員として入社することができます。
ただし裏ルートといっても、楽な道のりでは決してありません。
むしろ正規のルートより難しいと思いますが、このようなルートで研究員になった人もいるよという紹介です。
優秀な人であれば、新卒で研究員になれなくても、あきらめるのはまだ早いという事です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
もっとこういうことが知りたいという希望があれば、ぜひ遠慮せずにコメントしてください。
皆さんが立派な研究員になれますように。
コメント